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連載もの/当麻くんとジョーの月見里学院での寮(ルーミー)生活(ライフ)
です。
です。
「・・・島村はドライヤー・・・・?」
「俺はタオルで十分」
「・・・・」
各部屋についているユニットバス。
寮の地下にはちゃんと寮各建物に(寮は3つある)共同風呂があり、ほとんどの生徒は広いそちらへと向うのだが、ジョーは使わない。
当麻がRA(レジデンス・アシスタント)会から部屋に戻って来ると、シャワーを浴び終えたジョーが、いた。
当麻の島村ジョーにたいする謎が、今日1つ解明さいた瞬間だった。
ジョーの髪型の謎)
あの髪型は寝癖・・?それともわざと”セット”してる・・???
答え)
・・・・・”寝癖”なんだね、その髪型。
癖っ毛だって言ってたけど、それもあると思うけど・・・。
濡れた髪をわしわしタオルドライしているジョーの、髪は、跳ねてない。
「・・・!」
タオルで髪を拭く手が止まった。
「?」
髪がストレートになっているジョーの姿を目にして、いつもの彼とはまったく違う印象になって、当麻はちょっと面食らった。
「か、か・・か・・・髪の、量・・・多いね・・」
「・・・・・・気にした事ないけど、よく言われる」
「ぶ、物理の谷野先生に文句とか言われたことない?もっと短くしろとか・・あの先生は古い人だから」
「ああ、前髪を何度も注意された、よ」
中等部の教員だけれど、後頭部の指導(風紀)員を兼ねる谷野先生はスポ根魂に溢れ、男子たるもの!と言う意見を生徒に押し付ける、とても世話付きで良い先生だけれど、思春期の男子学生にはちょっとやっかいな熱血教師だ。
「・・・あまりにも五月蝿いから、軽くシメといた」
「・・・え?し、・・・・シメ・・る?」
ふっと、微笑んだジョーは、タオルを片にかけて、どっかり自分のベッドの上に腰をおろした。
「そういうの、昔取った杵柄って言うんだっけ?」
「・・・・」
「あまり先生と親しくなる柄じゃないんだ、俺。ああいうタイプには特にね」
少し懐かしそうな視線を宙に漂わせたジョーは、また、わしわしとタオルを動かし恥じめた。
島村ジョーの謎が1つ減り、また1つ増えた。
どうやら昔は”シメる”と言う言葉が使えるような人だったらしい。
「・・あれ?・・・・・・昔って・・どういう意味だろう?」
インターネットで読む事が出来る漫画のサイトへ言った当麻は、不朽の名作不良漫画をチェックしながら、色々な妄想に襲われ、その日は何も手につかなかったらしい。
end.
「俺はタオルで十分」
「・・・・」
各部屋についているユニットバス。
寮の地下にはちゃんと寮各建物に(寮は3つある)共同風呂があり、ほとんどの生徒は広いそちらへと向うのだが、ジョーは使わない。
当麻がRA(レジデンス・アシスタント)会から部屋に戻って来ると、シャワーを浴び終えたジョーが、いた。
当麻の島村ジョーにたいする謎が、今日1つ解明さいた瞬間だった。
ジョーの髪型の謎)
あの髪型は寝癖・・?それともわざと”セット”してる・・???
答え)
・・・・・”寝癖”なんだね、その髪型。
癖っ毛だって言ってたけど、それもあると思うけど・・・。
濡れた髪をわしわしタオルドライしているジョーの、髪は、跳ねてない。
「・・・!」
タオルで髪を拭く手が止まった。
「?」
髪がストレートになっているジョーの姿を目にして、いつもの彼とはまったく違う印象になって、当麻はちょっと面食らった。
「か、か・・か・・・髪の、量・・・多いね・・」
「・・・・・・気にした事ないけど、よく言われる」
「ぶ、物理の谷野先生に文句とか言われたことない?もっと短くしろとか・・あの先生は古い人だから」
「ああ、前髪を何度も注意された、よ」
中等部の教員だけれど、後頭部の指導(風紀)員を兼ねる谷野先生はスポ根魂に溢れ、男子たるもの!と言う意見を生徒に押し付ける、とても世話付きで良い先生だけれど、思春期の男子学生にはちょっとやっかいな熱血教師だ。
「・・・あまりにも五月蝿いから、軽くシメといた」
「・・・え?し、・・・・シメ・・る?」
ふっと、微笑んだジョーは、タオルを片にかけて、どっかり自分のベッドの上に腰をおろした。
「そういうの、昔取った杵柄って言うんだっけ?」
「・・・・」
「あまり先生と親しくなる柄じゃないんだ、俺。ああいうタイプには特にね」
少し懐かしそうな視線を宙に漂わせたジョーは、また、わしわしとタオルを動かし恥じめた。
島村ジョーの謎が1つ減り、また1つ増えた。
どうやら昔は”シメる”と言う言葉が使えるような人だったらしい。
「・・あれ?・・・・・・昔って・・どういう意味だろう?」
インターネットで読む事が出来る漫画のサイトへ言った当麻は、不朽の名作不良漫画をチェックしながら、色々な妄想に襲われ、その日は何も手につかなかったらしい。
end.
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「俺はタオルで十分」
「・・・・」
各部屋についているユニットバス。
寮の地下にはちゃんと寮各建物に(寮は3つある)共同風呂があり、ほとんどの生徒は広いそちらへと向うのだが、ジョーは使わない。
当麻がRA(レジデンス・アシスタント)会から部屋に戻って来ると、シャワーを浴び終えたジョーが、いた。
当麻の島村ジョーにたいする謎が、今日1つ解明さいた瞬間だった。
ジョーの髪型の謎)
あの髪型は寝癖・・?それともわざと”セット”してる・・???
答え)
・・・・・”寝癖”なんだね、その髪型。
癖っ毛だって言ってたけど、それもあると思うけど・・・。
濡れた髪をわしわしタオルドライしているジョーの、髪は、跳ねてない。
「・・・!」
タオルで髪を拭く手が止まった。
「?」
髪がストレートになっているジョーの姿を目にして、いつもの彼とはまったく違う印象になって、当麻はちょっと面食らった。
「か、か・・か・・・髪の、量・・・多いね・・」
「・・・・・・気にした事ないけど、よく言われる」
「ぶ、物理の谷野先生に文句とか言われたことない?もっと短くしろとか・・あの先生は古い人だから」
「ああ、前髪を何度も注意された、よ」
中等部の教員だけれど、後頭部の指導(風紀)員を兼ねる谷野先生はスポ根魂に溢れ、男子たるもの!と言う意見を生徒に押し付ける、とても世話付きで良い先生だけれど、思春期の男子学生にはちょっとやっかいな熱血教師だ。
「・・・あまりにも五月蝿いから、軽くシメといた」
「・・・え?し、・・・・シメ・・る?」
ふっと、微笑んだジョーは、タオルを片にかけて、どっかり自分のベッドの上に腰をおろした。
「そういうの、昔取った杵柄って言うんだっけ?」
「・・・・」
「あまり先生と親しくなる柄じゃないんだ、俺。ああいうタイプには特にね」
少し懐かしそうな視線を宙に漂わせたジョーは、また、わしわしとタオルを動かし恥じめた。
島村ジョーの謎が1つ減り、また1つ増えた。
どうやら昔は”シメる”と言う言葉が使えるような人だったらしい。
「・・あれ?・・・・・・昔って・・どういう意味だろう?」
インターネットで読む事が出来る漫画のサイトへ言った当麻は、不朽の名作不良漫画をチェックしながら、色々な妄想に襲われ、その日は何も手につかなかったらしい。
end.
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